新築なのに欠陥住宅!掴まないための心構えとは
誰しも欠陥住宅には住みたいとは思いませんが、残念ながら欠陥住宅については割と耳にします。
テレビのワイドショーでも大手会社の欠陥住宅について取り上げられていることを見かけますよね。
では具体的にどのような欠陥住宅があるのか、またその原因についてご紹介していきます。
・欠陥住宅とは
欠陥住宅とは、建物として品質や性能を欠いた建物のことを指します。
一方で木の伸縮による壁の歪み、床の傾きなどは欠陥住宅には含まれません。
自然の摂理で起こりうることだからです。
欠陥住宅とは人的な原因がある場合に使用される表現で、家の傾きや雨漏り、シロアリによる侵食、カビなど様々な種類が該当します。
少し軽微な場合には不具合という表現も使われますが、欠陥住宅の方がより大掛かりな修繕対応が必要な場合を指している事が多いです。
大きいハウスメーカーであっても工務店であっても、実際に損害賠償請求訴訟にまで発展しているケースもたくさんあります。
・欠陥住宅がおきる原因
欠陥住宅が起きてしまう原因としては、ハウスメーカーあるいはと下請けの力関係によるものが大きいと言われています。
実際に施工を担当する下請け会社は立場が弱いため、工期が短かったり十分な報酬を受け取っていない場合があります。
その際、制限の中で施工で無理をすることになり故意過失に関わらず欠陥住宅となってしまうというカラクリです。
・欠陥住宅をつかまないために
欠陥住宅に当たらない為には、元請けと下請けの関係が透明であるメーカーに依頼する事が一番大切です。
そのためには無理に価格交渉をせず、家自体が持つ本来の価値とスタッフの対応に正当な対価を支払うつもりくらいの気持ちでいましょう。
また入居前に建物の状況を隈なくチェックして気になる点があれば指摘しましょう。
入居前は責任の所在がハウスメーカーにありますので指摘しやすいタイミングと言えます。
・欠陥住宅をつかんでしまったら
仮に新築住宅で欠陥を見つけてしまったら、法律に沿って補修を請求することができます。
構造耐力上主要な部分や雨水の侵入を防止する部分に欠陥が生じた場合と決められていまますが、広範囲をカバーしています。
欠陥住宅だと思ったら専門家に相談してみてください。